大阪府でおすすめの身元保証会社7選をご紹介します!
高齢者が入院や介護施設への入所をする場合には、その費用の保証や緊急連絡先の確保などのために「身元保証人」を立てることが求められます。通常身元保証人は家族や親族が就任しますが、昨今では家族に頼ることが難しい高齢者の方向けに身元保証会社の需要が高まっています。
しかし、大阪で身元保証会社の利用を検討する場合、さまざまな事業者がサービスを提供していることから、
・どの身元保証会社に依頼すればよいの?
・どんな人が依頼できるの?
・費用はどのくらいかかる?
といった疑問や課題が生まれると思います。そこで当サイトでは、身元保証会社を利用したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
サポート内容や管理体制など、こだわりで選ぶおすすめの身元保証会社や、身元保証会社を利用するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に身元保証会社を利用した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そして少しでも将来への不安を減らしましょう。
【大阪府】おすすめの身元保証会社比較表
イメージ | 引用元:https://www.syadankenshinkai.org/ | 引用元:https://www.bestfirmgroup.jp/zenkoku-sl/ | 引用元:https://kizuna.gr.jp/ | 引用元:https://www.senior-ssc.com/ | 引用元:https://enishinokai.jp/ | 引用元:https://group-asahi.jp/les/ | 引用元:https://www.seizenkeiyaku.org/ |
会社名 | 一般社団法人献身会 | 一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会 | 認定NPO法人きずなの会 | 公益社団法人シニア総合サポートセンター | 一般社団法人えにしの会 | 一般社団法人ライフエンディングステージ・あさひ | NPO法人りすシステム |
保証内容 | 入院・介護施設への入居の身元保証、緊急連絡先の受託、連帯保証人の受託、医療費の清算代行 | 連帯保証、入院や介護の手配協力、返還金受取口座指定、身元引受等 | 各種同意・延命治療に関する諾否、債務保証、緊急時の連絡先、死亡時の引き取り等 | 入院・入居時の身元保証(連帯保証人、身元引受人、緊急連絡先等含む)等 | 入院に伴う身元保証、賃貸住宅入居時の身元保証、費用滞納時の連帯保証等 | 病院・住宅への身元保証人、緊急連絡先 | 入院保証、入居身元引受保証、手術承諾の代理等 |
生活サポート内容 | 定期見守り(2ヶ月毎)、金融機関・通院等の付き添い、日常生活の支援、無料電話相談 | 重要契約書類の保管、安否確認・後見観察、郵便物の確認等 | 受診・入退院・入退居時の付き添い、入院・入居中の支援等 | 定期訪問(安否確認)、 病院受診の付き添い、郵便物の管理等 | 病院受診や買い物の付き添い、入院時の定期的な面会、郵便物の管理等 | 定期的な見守り、入退院時の支援、手術時の立ち会い、医療同意等 | 日常生活支援、医療受診に関する支援、生活・療養看護などに関わる費用の支払い代行等 |
その他サポート内容 | 緊急時の駆けつけ対応、各種手続き・申請の代行、業者の手続き・手配、逝去後の葬儀・各種届け出の手続き | 危篤・訃報時の緊急対処、通夜・告別式・火葬・納骨・埋葬に関する事務・喪主代行等 | 万一のときの事務支援、葬儀支援、納骨支援、弁護士法人による支援等 | 緊急の駆けつけ対応、財産管理・任意後見、葬儀・納骨・死後事務支援等 | 緊急搬送時の駆けつけ対応、法律支援、金銭管理、万一の支援等 | 緊急駆けつけ、財産管理・後見サポート、エンディングサポート等 | 金融取引の代行、不動産の維持・管理、就職の際の身元引受保証等 |
会社情報 | 一般社団法人献身会 大阪府大阪市北区天神橋2丁目4番17号 千代田第一ビル3階 | 一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番1号 OCTビル4階 | 認定NPO法人きずなの会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区淡路町2-6-5 井上ビル2A | 公益社団法人シニア総合サポートセンター 大阪支部:大阪府大阪市北区西天満4-1-15 西天満内藤ビル3階 | 一般社団法人えにしの会 大阪事業所:大阪府大阪市北区豊崎5-7-15 多田ビル2F | 一般社団法人ライフエンディング・ステージあさひ 大阪OFFICE:大阪府大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル6F | NPO法人りすシステム 西日本支部:大阪府大阪市北区東天満1-10-14 MF南森町2ビル4階 |
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身元保証が必要なケース
身寄りのない高齢者が増加していることなどから注目を集めている身元保証会社のサービスですが、実際に身元保証が必要なのはどのようなケースなのでしょうか。
入院・施設への入居・賃貸住宅への引っ越し
身元保証が必要なケースのひとつ目は、入院や介護施設への入居、賃貸住宅への引っ越し時です。入院や介護施設への入居時にはその費用の保証や必要物品の準備、緊急連絡先、入院・退院の手続きや入所・退所時の手続き代理などのほか、入院計画やケアプランの意思決定などを行う際に身元保証人が必要です。
実際に病院や介護施設の約9割が入院・入所の際に身元保証人を求めており、身元保証人を立てられない場合に入院や入所を断っている病院も少なくありません。また高齢者が賃貸住宅を契約する際にも、連帯保証人ではなく身元保証人を求められるケースが多いのです。
亡くなったあと
身元保証人が必要なシーンとして、亡くなったあとも挙げられます。これは入院や施設への入所をする際に万が一のことがあった場合に遺体や遺品の引き取りをするためでもあり、市区町村への届け出や葬儀などの手配を行うためにも必要だからです。身元保証人がいない場合、病院や施設では死亡時の対応に苦慮したり市区町村では事前に行政機関との打ち合わせができなかったりしてしまいます。
生前整理や遺言書などの終活関係
高齢者のなかには、生前整理や遺言書の作成など終活を行っておきたいという方もいるでしょう。亡くなった後の手続きを任せる方や、財産を受け取る方は家族や親族にするのが一般的です。しかし身近な方を身元保証人として立てることができず終活がうまく進められない方もいるのが現実です。
- 病院や施設への入所、亡くなった場合などに身元保証人が必要
- 終活をするときも身元保証人を決めておく必要がある
身元保証会社が必要な人の条件
最近では身元保証会社が増えており、さまざまなサービスが提供されていますが、自分に必要なのかどうかが判断できないという方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは身元保証会社が必要な方の例をご紹介します。
お子さんや頼れる親族がいない方
まず身元保証会社が必要な方として挙げられるのが、お子さんや頼れる親族がいない方です。入院や施設への入所、また亡くなった後のさまざまな手続きなどは通常だと家族や親族が担当しますが、身寄りのない方の場合それが難しいため、身元保証会社を利用するケースが増えています。
親族になるべく迷惑をかけたくない方
家族や親族がいる場合でも、できるだけ迷惑をかけたくないという方が身元保証会社を利用するケースもあります。亡くなった際のさまざまな手続きや対応は大きな負担になってしまうことが考えられるため、大切な家族だからこそ負担をかけたくないと感じている方もいるようです。
お子さんへの負担を考えて保証人を頼みづらい方
身元保証人は本人の代わりに責任を負う役割があり、場合によってはさまざまな費用を支払ったり手続きの代行などもしなければなりません。このようなことが身元保証人の大きな負担になると考え、実際には保証人を頼めるお子さんが近くにいる場合でも申し訳ないからと話をすることができないという方もいます。その場合にも、身元保証会社を利用することがあるのです。
- 家族や親族がいない方で身元保証会社を利用する方は多い
- 家族への負担などを減らすために身元保証会社を利用する方もいる
身元保証人がいない時の相談先
とくに高齢になった際にさまざまな場面で必要になる身元保証人ですが、自分で身元保証人を立てられない場合はどうすればよいのでしょうか。ここでは身元保証人がいないときの相談先をご紹介します。
身元保証会社
身元保証会社は、高齢者が適切な医療や介護を受けるために、家族や親族に代わり身元保証人として就任するサービスを提供している会社です。身元保証サービスの多くは身元保証と併せて、一人暮らしで身寄りのない高齢者を対象とした日常生活支援や、亡くなった際の手続きなどを代行する死後事務サービスを提供しています。
また生前整理や遺言書の作成などもサポートしている身元保証会社もあり、高齢者に必要なさまざまなサービスをまとめて依頼できるという特徴があります。
司法書士や弁護士
司法書士や弁護士は法律の専門家であるため、相続の相談や身元保証などのサービスのほか、医療機関や介護サービスなどとの連携も行っています。身寄りのない高齢者は身元保証のほかにも財産管理や成年後見制度の利用、また死後事務や相続などのさまざまな不安を感じることがあるでしょう。
これらの悩みを法律的な観点から解消してくれるのが司法書士や弁護士であり、相続や死後事務などに必要な書類作成のサポートなども受けられます。
自治体の地域包括センター
各自治体では介護や成年後見制度の利用、医療機関への連携といった高齢者の健康保持や生活を安定させるための包括的な支援をしてくれる地域包括センターを設置しています。身寄りのない方で相談する相手がいない場合は、まず地域包括センターに相談して対応してもらいましょう。
ただし対応できる範囲には限りがあるので、地域包括センターで対応しきれない部分に関しては身元保証会社や司法書士・弁護士などを併せて利用するのがおすすめです。
- 万が一に備えて相談先を把握しておこう
- 身元保証会社は身元保証以外のさまざまなサポートも併せて行っている
身元保証会社を選ぶ時に重視したいポイントは?WEBアンケートで調査しました!
ここまで、身元保証が必要になるケースや身元保証人がいない時の相談先などについて解説してきました。お子さんや親族がいない方、負担や迷惑をかけたくない方にとって、入院や施設への入居、賃貸住宅への引っ越しといった身元保証人が必要になるシーンでは、どうすればよいのか分からず困ってしまう方も少なくないでしょう。
そんなときに利用したいのが身元保証会社です。しかし大阪で利用できる身元保証会社の数も多く、どのように会社選びをすればいいか迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか。
そこで当サイトでは、身元保証会社を探している人の参考にしていただけるよう、「身元保証会社を選ぶ時に重視したいポイント」について、WEBアンケート調査を実施しました。早速結果を見ていきましょう。
第1位は「運営会社が怪しくない」でした。高齢者の弱みに付け込んだ犯罪も多く、身元保証会社が破産して支払ったお金を取り戻せなかったり、詐欺に巻き込まれてお金をだまし取られたりするリスクを考えて、慎重に見極める必要があります。
安心できる会社かどうか判断する方法のひとつとして、たとえば身元保証会社の中には、外部の保証会社との再保証契約によって、会社に万が一のことがあった際に会員への不利益を低減する保証体制を整えているところもあります。こういった客観的に安心できる材料がある身元保証会社であれば、安心して利用できる可能性が高いでしょう。
第2位は「手続きの内容や費用の説明が分かりやすい」でした。悪徳業者に騙されないようにするためにも丁寧な説明をしてくれるところを選び、しっかり納得したうえで契約したいものです。そのためには、契約時に第三者の立ち会いを必須としているなど、安心して契約できる体制を徹底している身元保証会社を選ぶようにしましょう。
第3位は「預けたお金を厳重に管理してくれる」でした。身元保証会社の中には、第三者である信託口座で会員の預り金を厳重に管理しているところもあります。このような厳重な管理体制であれば、預けたお金を勝手に流用されてしまうような心配もありません。
第4位は「サポート内容に不足がない」、第5位は「日常的なサポートもしてくれる」でした。身元保証会社のサポート内容には、施設への入居費用の保証や死亡時の遺体の引き取りなど基本的なもの以外にも、定期的な見守りや日常生活の支援など、幅広いサポートがあります。自身にとって必要なサポート内容が含まれているか、日常的なサポートをしてもらうこともできるのか、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
アンケートの結果は以上です。ここからは、身元保証会社を選ぶときのポイントについて詳しく解説していきます。
身元保証会社の選び方
需要が高まっていることで身元保証会社や身元保証サービスを提供している事業者の数は増えており、自由に選択しやすい状況になっています。しかしその一方で、どのように身元保証会社を選べばよいかわからないという悩みを抱えている方も少なくありません。ここではそんな方のために、身元保証会社を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
サポート内容は自分の希望に合っているか
身元保証会社を選ぶ際には、まずサポート内容を見て、自分の希望に合ったサポートやサービスを提供しているかを確認しましょう。さまざまな身元保証会社がありますが、提供しているサービスやサポート内容は会社によって大きく異なります。自分の介護や医療、また死後のことなどに関係するサービスなので、後悔のないよう慎重に選ぶことが大切です。
たとえばどのようなサポートを受けられるかについては、このページ内にある身元保証会社のサポート内容で詳しく解説しているのでぜひ確認してみてください。
預託金の管理体制は厳重か
預託金とは、葬儀や納骨、墓の管理などの死後事務サービスの履行に関して、利用者から預かる費用のことをいいます。身元保証会社の多くは契約時に預託金を徴収していますが、この管理を適切に行なっているかも身元保証会社を選ぶうえで重視したいポイントです。金銭面でのトラブルを防ぐためには、預託金を事業者の運営資金と別に管理している身元保証会社を選ぶのがおすすめです。
契約内容・費用の説明が分かりやすいか
身元保証サービスは日常生活支援や死後事務といった複数のサービスと併せて提供されるケースが多く、その契約内容やサービス内容が複雑になりがちです。そのため理解できるまでしっかりと説明してくれたり、第三者立会いのもと説明してくれたりなど丁寧な対応をしてくれる身元保証会社を利用するのがおすすめです。日常生活や健康、また自分の死後などにかかわることなので、不安を感じさせない対応をしてくれる身元保証会社を選びましょう。
保証以外で対応してくれる内容が手厚いか
身寄りのない方は入院や施設への入居、亡くなった場合などに必要な身元保証のほかにも、さまざまなサポートを必要としている方が多いです。たとえば緊急時の医療機関や施設、行政機関での手続きや入退院時の対応といった臨時のサポートや、葬儀や納骨などに関する手続きや手配といった死後のサポートなどが挙げられます。これらのサポートも併せて行ってくれる身元保証会社であれば、あらゆる場面で対応を任せることができ安心して過ごすことができるでしょう。
会社の信頼性は高いか
身元保証会社を利用する場合に不安なことのひとつとして「本当に信頼できる会社であるか」が挙げられます。現在身元保証サービスを直接規制する法律や制度がないため、事業が破綻した場合に預託金が返還されないトラブルが起きる可能性があります。このようなことを避けるためには、保証を充実させ利用者の不利益にならないような体制を整えているなど、信頼性の高い身元保証会社を選ぶようにしましょう。
- サポート内容が自分の希望と合っているかが第一条件
- トラブルに巻き込まれないよう保証内容をしっかりチェックしよう
死後事務委任契約とは?
死後事務委任契約とは、依頼人が自身の死後に行う必要があるさまざまな手続きを、あらかじめ選んだ代理人に委任するための契約です。この契約を結ぶことで、依頼人が希望する内容を確実に実現できるようになります。
何を依頼できるか
死後事務委任契約では、依頼できる内容が多岐にわたります。たとえば、葬儀の手配やお墓の管理、役所への届出、住居の整理といったことが含まれます。
また、親族や関係者への連絡、医療費や施設利用料の清算、ペットの世話、さらにはSNSアカウントの削除なども含まれることがあり、依頼人の希望に沿って細かく決めることができるでしょう。
家族や親戚との関係性が希薄であればあるほど、このような問題が山積みとなりますが、特に近年は、おひとりで生涯を終える方も多いので、現実味の強いサービスといえます。
遺言執行と異なる内容は?
遺言は、相続や身分関係に関する事項を法的に拘束力をもって定めることができますが、死後の具体的な希望や手続きを記載しても、法的に実行される保証がありません。
たとえば「樹木葬にしてほしい」といった個別の希望や、遺品整理の際に「デジタルデバイスの中身を確認せずに消去してほしい」といったことを遺言に書いても、その内容は法的拘束力をもたないのです。
どこに骨を埋めたいかは、人によって理想がありますし、また誰しもスマホやパソコンの中身は見られたくないもの。そのため、このようなことを懸念されている場合、死後事務委任契約を結んでおくことで、事態を回避することができるでしょう。
死後事務委任契約が役立つケース
この契約が特に必要となるケースには、いくつかのパターンがあります。たとえば、ひとり暮らしで身寄りがなく、死後の手続きを依頼できる人がいない場合や、高齢の家族に負担をかけられない場合は、死後事務委任契約が大いに役立つでしょう。
また、家族や親族と関係が絶たれている人や、内縁関係や事実婚の方々も、法律的な制約があるため、代理人を選んでおくことでスムーズに死後事務が進められるようになるでしょう。
さらに、家族と異なる希望をもつ方だと、たとえば特定の埋葬方法を希望する場合なども、この契約を通じて自身の希望を実現することができます。
死後事務委任契約を考える際には、相続全般を見据えた対応が必要です。特に、弁護士に相談することで、相続に関するサポートも受けられ、全体的な計画を立てることができるでしょう。
- 死後事務委任契約は、個人が尊重されるサポートを受けられる
- 独り身の方や家族と希望が異なる方などにとっては、特に頼りになる契約
悪質な業者の被害にあわないために…身元保証サービスを利用するときの注意点
高齢化社会が進む中で、身寄りのない高齢者や、遠方に家族がいるために日常的なサポートを受けにくい方々が増えています。そうした状況下で、身元保証サービスは重要な役割を果たしています。身元保証サービスは、緊急時の連絡先や入院手続きの代行などを行うもので、高齢者の安心・安全な生活を支える重要なサービスです。しかし、残念ながらこの分野でも悪質な業者が存在し、利用者を騙すケースがあります。ここでは、悪質な業者の被害にあわないための注意点を詳しく解説します。
事前のリサーチを怠らない
身元保証サービスを利用する前に、そのサービス提供会社について徹底的にリサーチすることが不可欠です。公式ウェブサイトや提供されている資料をよく読み、会社の歴史や実績、サービス内容について理解を深めることが大切です。また、インターネット上の口コミや評判を確認し、信頼性の高い情報を集めましょう。特に、サービスを実際に利用した人々の声は参考になります。
信頼できる情報源として、自治体や専門機関からの評価や認証をチェックするのも有効です。
契約内容を詳細に確認する
契約書は必ず詳細に確認し、不明点があれば必ず質問してください。特に、費用の内訳やサービス内容、契約解除の条件などを明確にしておくことが重要です。契約書に不明瞭な点がある場合や、説明が不十分な場合は、その場でサインせず、しっかりと確認を求めましょう。また、契約内容が口頭での説明と一致しているかどうかも確認することが重要です。口頭での説明と契約書の内容に齟齬がある場合は、必ずその点を指摘し、書面での確認を求めてください。
透明性のある料金体系
身元保証サービスの料金体系が透明でない場合、追加費用が発生するリスクがあります。料金に含まれる内容や、追加費用が発生する条件などを事前に確認し、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。また、料金の支払い方法や時期についても確認しておくことが重要です。透明性のある料金体系を持つ業者は、サービス内容に自信を持っている証拠でもあります。料金について不明点がある場合は、詳細な説明を求めることが重要です。
資格や許可を確認する
身元保証サービスを提供するためには、適切な資格や許可が必要です。サービス提供者がこれらの資格や許可を持っているかどうかを確認しましょう。資格や許可の有無は、その業者が法的に認められているかどうかの重要な指標となります。信頼できる業者は、資格や許可を公開している場合が多いです。また、業界団体への加入状況も信頼性を測る一つの指標となります。
第三者機関の評価を確認する
信頼できる第三者機関からの評価や認証を受けているかどうかも、業者の信頼性を判断する重要な要素です。第三者機関の評価が高い業者は、一定の基準を満たしていると考えられるため、安心してサービスを利用できる可能性が高くなります。第三者機関の評価や認証を確認することで、その業者が信頼できるかどうかを客観的に判断する材料となります。
無理な勧誘には注意
強引な勧誘や、契約を急がせるような業者には注意が必要です。信頼できる業者は、利用者に十分な時間を与え、納得した上で契約を結ばせます。無理な勧誘を受けた場合は、その場で契約を結ばず、家族や友人、専門家に相談することをお勧めします。強引な勧誘を行う業者は、信頼性に欠ける場合が多いです。また、契約を急がせる理由をよく確認し、その理由が納得できるものでない場合は、契約を見送ることも検討しましょう。
アフターサポートを確認する
契約後のアフターサポートが充実しているかどうかも重要です。サービス提供後に問題が発生した場合や、追加のサポートが必要になった場合に対応してくれるかどうかを確認しましょう。アフターサポートが充実していない業者は、利用者の満足度が低い可能性があります。信頼できる業者は、契約後のサポートにも力を入れており、利用者が安心してサービスを利用できるよう配慮しています。
相談窓口の利用
不安や疑問がある場合は、相談窓口を利用することも有効です。自治体や消費者センター、弁護士などに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。また、信頼できる第三者の意見を聞くことで、冷静な判断ができるようになります。相談窓口の利用は、契約前だけでなく、契約後のトラブル発生時にも有効です。
契約書の保管
契約書や関連書類は必ず保管しておきましょう。後々のトラブル回避や、問題発生時の証拠として重要です。契約書は、契約内容や料金体系を確認するための重要な資料となります。契約書を紛失した場合は、再発行を依頼することも検討しましょう。
安心して身元保証サービスを利用するために
身元保証サービスを利用する際には、上記の注意点をしっかりと確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。悪質な業者に騙されないためには、自分自身で情報を集め、慎重に判断することが必要です。信頼できる身元保証サービスを選び、安心して生活を送るための一助としていただければ幸いです。身元保証サービスは、高齢者や身寄りのない方々にとって重要な支えとなるサービスですので、慎重に選びましょう。
- 身元保証サービスを利用する際には、事前のリサーチを徹底し、契約内容や料金体系の透明性を確認することが重要です。
- 資格や許可の有無、第三者機関の評価、アフターサポートの充実度などをチェックし、強引な勧誘には注意を払う必要があります。
【大阪府】 おすすめの身元保証会社7選
一般社団法人献身会
おすすめポイント
ポイント1 | 業界初の保証会社との再保証契約 |
ポイント2 | 信託口座による預託金口座管理 |
ポイント3 | 多職種と連携した多様なサポート |
保証会社との再保証契約や信託口座による預託金管理で、リスクを軽減し安心を提供
一般社団法人献身会では、保証会社と再保証契約を結ぶことによって金銭保証リスクを軽減している業界初の身元保証会社です。また、預託金については、第三者が厳格な規制のもとで管理し、資金が保管される仕組みとなっている信託口座にて管理を行っているのも安心できるポイントの一つでしょう。
身元保証や各種臨時対応、死後の対応はもちろん、多職種と連携しており、必要に応じたさまざまなサービスを受けられるのも魅力です。
一般社団法人献身会へのアクセス
基本情報
保証内容 | 入院・介護施設への入居の身元保証、緊急連絡先の受託、連帯保証人の受託、医療費の清算代行 |
生活サポート内容 | 定期見守り(2ヶ月毎)、金融機関・通院等の付き添い、日常生活の支援、無料電話相談 |
その他サポート内容 | 緊急時の駆けつけ対応、各種手続き・申請の代行、業者の手続き・手配、逝去後の葬儀・各種届け出の手続き |
受付時間 | 平日9:30~17:30 |
会社情報 | 一般社団法人献身会 大阪府大阪市北区天神橋2丁目4番17号 千代田第一ビル3階 |
口コミ・評判
私は4年前、夫婦でケアハウスに入居する時に、某身元保証協会に入会しました。その後、主人は3年前に亡くなりなり、某身元保証協会も破綻し、困っていた時、包括支援センターの方から紹介され献身会に入会しました。 入会直後、協会の共助事務所との返金交渉、主人の遺産分割協議、それから生まれ故郷の伊勢旅行にも同行してもらいました。実家を継いでいる義理の姪にもその時会うことができいい思い出です。 昨年末は、車椅子生活になった事により、施設の選定、手続き、引越、洋服や家具の購入など色々と助けてもらいました。サービスの行き届いた今の施設での生活に満足しています。
一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会
おすすめポイント
ポイント1 | 士業法人が設立 |
ポイント2 | 預託金の安全管理 |
ポイント3 | オーダーメイド終活サービスあり |
司法書士・税理士・弁護士などの連携で設立された組織で任意後見や預託金の管理も安心
一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会では、入居身元保証や入院身元保証はもちろん、生活事務サポートや財産管理サポート、任意後見サポート、エンディングサポートといった幅広いサービスを提供しています。
遺言サポート、お手伝いサービス、安心ライフパックといったオプションも充実しており、必要に応じてプランをカスタマイズ可能です。
一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会へのアクセス
基本情報
保証内容 | 連帯保証、入院や介護の手配協力、返還金受取口座指定、身元引受等 |
生活サポート内容 | 重要契約書類の保管、安否確認・後見観察、郵便物の確認等 |
その他サポート内容 | 危篤・訃報時の緊急対処、通夜・告別式・火葬・納骨・埋葬に関する事務・喪主代行等 |
受付時間 | 月~土9:00~18:00 |
会社情報 | 一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番1号 OCTビル4階 |
口コミ・評判
墓じまいや私と姉の永大供養墓の手配は自身で済ませましたが、亡くなった後の連絡や手続き、必要費用の支払いについては、シルバーライフ協会へ「死後の手続きを全て任せている」という安心感を持っています。 また、定期的にシルバーライフ協会の担当者の訪問があり、なんでも相談しやすいところも助かっています。姉が亡くなったときは相続について相談したのですが、すぐに行政書士や司法書士といった専門家に繋いでくれたので、スムーズに遺産を受け取ることができました。
一番困っていた行政関連の手続きについてのアドバイスをくれました。そのときの第一印象がとてもよかったので、お願いすることにしました。 親戚ともめたりしていたわけではなかったのですが、やはりあまり負担をかけたくないという思いがあったんですよね。最終的には、財産管理についても仕組みをきちんと説明してもらい、しっかり納得したうえでお任せすることを決めました。
認定NPO法人きずなの会
おすすめポイント
ポイント1 | 全国16か所に事務所を展開 |
ポイント2 | 弁護士法人による支援あり |
ポイント3 | 葬送支援あり |
身元保証・生活支援・葬送支援や弁護士法人によるサポートなど高齢者を総合的に支援
認定NPO法人きずなの会では、身元保証・生活支援・葬送支援を軸に総合的な支援を行っています。弁護士法人による金銭預託契約、金銭管理契約、任意後見契約などのサービスも提供しており、安心です。
全国16か所に事務所を展開しているため、地域によっては引っ越し後も継続して対応してもらうことができます。
認定NPO法人きずなの会へのアクセス
基本情報
保証内容 | 各種同意・延命治療に関する諾否、債務保証、緊急時の連絡先、死亡時の引き取り等 |
生活サポート内容 | 受診・入退院・入退居時の付き添い、入院・入居中の支援等 |
その他サポート内容 | 万一のときの事務支援、葬儀支援、納骨支援、弁護士法人による支援等 |
受付時間 | 平日9:00~17:00 |
会社情報 | 認定NPO法人きずなの会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区淡路町2-6-5 井上ビル2A |
公益社団法人シニア総合サポートセンター
おすすめポイント
ポイント1 | 弁護士事務所が設立母体 |
ポイント2 | センターの債務は連帯保証があり安心 |
ポイント3 | 高野山に供養塔あり |
50年以上の歴史を持つ弁護士事務所が設立母体!高野山には会員が祀られる供養塔あり
公益社団法人シニア総合サポートセンターでは「総合身元保証サポート」と「財産管理・任意後見サポート」という2つのプランを用意しています。希望者は、高野山に建立された供養塔に祀られ永代にわたって供養を受けることも可能です。
当センターの債務は、株式会社虎ノ門法曹ビル(資本金1億円、純資産5億円)が連帯保証するため安心できます。
公益社団法人シニア総合サポートセンターへのアクセス
基本情報
保証内容 | 入院・入居時の身元保証(連帯保証人、身元引受人、緊急連絡先等含む)等 |
生活サポート内容 | 定期訪問(安否確認)、 病院受診の付き添い、郵便物の管理等 |
その他サポート内容 | 緊急の駆けつけ対応、財産管理・任意後見、葬儀・納骨・死後事務支援等 |
受付時間 | 平日9:00~18:00 |
会社情報 | 公益社団法人シニア総合サポートセンター 大阪支部:大阪府大阪市北区西天満4-1-15 西天満内藤ビル3階 |
口コミ・評判
これまで大きな病気をしたこともなく現在も元気に働いていますが、64歳という年齢を考えると、この先は何が起きてもおかしくはありません。独身で兄弟とも疎遠なため、いざという時(入院など)に頼れる存在を確保しておこうと思い入会しました。年会費が安いため、若いうちから利用できるのはありがたいです。
80歳を超えて思うこと。果たして、自分のお葬式は誰が執り行ってくれるのか…。主人亡き後、頼れる身内といえば数名の甥や姪になりますが、かれこれ20年以上連絡を取っていない間柄です。 皆、家族があってそれぞれに生活がありますので、自分のことで迷惑をかけたくないのが本音です。シニア総合サポートセンターに心配ごとを全て託せて安心しました。
一般社団法人えにしの会
おすすめポイント
ポイント1 | 幅広いサポート内容 |
ポイント2 | 会員証を常時携帯すれば外出先でも安心 |
ポイント3 | 40~50代向けのプランあり |
家族代わりのお手伝いで高齢者をトータルサポート!40~50代向けのお得なプランも
一般社団法人えにしの会では、身元保証や生活支援、法律支援、金銭管理、万一の支援、葬儀・納骨支援まで、幅広いサポートを提供しています。常時携帯できる会員証を発行しているため、外出先で倒れた場合でも安心です。
40代・50代のシングルの方向けのお得なプランも用意されているので、気になる方はぜひ問い合わせてみるとよいでしょう。
一般社団法人えにしの会へのアクセス
基本情報
保証内容 | 入院に伴う身元保証、賃貸住宅入居時の身元保証、費用滞納時の連帯保証等 |
生活サポート内容 | 病院受診や買い物の付き添い、入院時の定期的な面会、郵便物の管理等 |
その他サポート内容 | 緊急搬送時の駆けつけ対応、法律支援、金銭管理、万一の支援等 |
受付時間 | 記載なし |
会社情報 | 一般社団法人えにしの会 大阪事業所:大阪府大阪市北区豊崎5-7-15 多田ビル2F |
口コミ・評判
将来的な不安が無くなり、安心して毎日を過ごすことが出来ている。介護や医療が必要になった時には、えにしの会他様々な人達がサポートしてもらえるのでほんとうに助かります。
亡くなった後の預金を親族に残したいという希望があり、公正証書(遺言書)の作成をお手伝い頂いたり、先日も病院受診に付き添ってもらったりと様々な面で家族代わりの支援をして頂き、大変助かっています。
一般社団法人ライフエンディングステージ・あさひ
おすすめポイント
ポイント1 | エンディングサポートあり |
ポイント2 | 財産管理・後見サポートあり |
ポイント3 | 淡路島に永代供養墓あり |
相続・終活のスペシャリストによって設立!身元保証を始め一生涯をトータルサポート
一般社団法人ライフエンディングステージ・あさひは、相続・終活に関する業務を専門に行っているスペシャリストによって設立されました。身元保証サポート、エンディングサポート、財産管理・後見サポートという3つのサポートを提供しています。
淡路島に永代供養墓を建立しているので、お墓がない方でも安心です。
一般社団法人ライフエンディングステージ・あさひへのアクセス
基本情報
保証内容 | 病院・住宅への身元保証人、緊急連絡先 |
生活サポート内容 | 定期的な見守り、入退院時の支援、手術時の立ち会い、医療同意等 |
その他サポート内容 | 緊急駆けつけ、財産管理・後見サポート、エンディングサポート等 |
受付時間 | 9:00~18:00 |
会社情報 | 一般社団法人ライフエンディング・ステージあさひ 大阪OFFICE:大阪府大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル6F |
口コミ・評判
姉夫婦がとても助けていただいているのを目の当たりにして、夫に先立たれた後、子供たちが遠方にいて一人になった私も契約させていただきました。2年前のことです。親の残した家、遺品の整理、様々なことで大いに助けていただいています。何をどうしてよいのかわからないことでも、的確な判断をしてくださいますので安心して相談できます。 75歳を過ぎると、何かの決断をしなければならない時、後見人の立ち会いが必要になるシーンが増えてくると思いますが安心しています。このコロナ禍のなか、とくに遠方にいる二人の子供たちも本当に感謝しています。 一番ありがたく感じていることは、真摯で優しい人々の繋がりが人脈として豊富なことです。多くの素敵な人に出会いました。
一人娘を亡くした後、夫婦二人老人ホームで過ごしていましたが、三年前の晩秋、夫が突然意識不明になり入院。私は、夫より先に逝くことがあったら夫はどうなるのかと、大きな不安に襲われました。 老人ホーム内で開催された西木先生のセミナーのことを思い出し、年末、先生にご相談させていただきました。まず、私が「あさひ」と身元引受人の契約をし、その後、夫が一人残されるような事が生じた時は、成年後見制度を利用し、成年後見人を設定して夫を見守ることが出来るという先生のご説明に安心し、契約をさせていただきました。 私の大きな不安は解消され、安堵して夫に付き添い、一月末に自室から旅立った夫を見送ることができました。その後も、残していた自宅の整理、引っ越しなどのこともご相談させていただきました。ご紹介下さった方々にも、安心してお任し、今、穏やかに過ごす事が出来ていることに感謝しております。
NPO法人りすシステム
おすすめポイント
ポイント1 | 30年以上の歴史がある |
ポイント2 | 第三者機関による預託金管理 |
ポイント3 | お急ぎの方にも対応可能 |
設立30年以上!今すぐ保証人が必要な方へのプランも用意されていてお急ぎの方も安心
NPO法人りすシステムは、設立30年以上の実績を持つ生前契約の老舗です。弁護士や公認会計士などによる別組織が契約内容の確認や預託金管理を行っているため安心できます。
今すぐ保証人が必要という方のための「総合保証パック」も用意されているので、お急ぎの方はぜひ問い合わせてみるとよいでしょう。
NPO法人りすシステムへのアクセス
基本情報
保証内容 | 入院保証、入居身元引受保証、手術承諾の代理等 |
生活サポート内容 | 日常生活支援、医療受診に関する支援、生活・療養看護などに関わる費用の支払い代行等 |
その他サポート内容 | 金融取引の代行、不動産の維持・管理、就職の際の身元引受保証等 |
受付時間 | 記載なし |
会社情報 | NPO法人りすシステム 西日本支部:大阪府大阪市北区東天満1-10-14 MF南森町2ビル4階 |
口コミ・評判
身元保証会社の費用相場
身元保証会社を利用するうえで知っておきたいのが、サービスにかかる費用のことです。総額の相場は100万円~150万円とされていますが、ここではそれぞれのサービスごとの料金について詳しくご紹介します。
身元保証サービス
身元保証サービスは入院や介護施設への入所時、賃貸契約時など利用者の支払いに関する連帯責任の保証や、緊急時の駆けつけなど身元引受の役割を担うサービスのことをいいます。終身を前提とした契約であるため、入院時や入居時の身元保証を終身にわたってサポートしてもらうことができます。
この身元保証サービスの相場は、事務管理費(基本料金)が50万円程度、身元保証料(預託金)が30万円程度で、合計80万円程度となっています。
日常生活の支援サービス
日常生活の支援サービスとは、たとえば病院や役所への付き添いや老人ホームの見学・紹介、資産管理などの日常生活での困りごとや、緊急時の対応など老人ホームでは対応できない範囲のサポートのことをいいます。料金は時間ごとに設定されているのが基本で、相場は1時間あたり3,000円~5,000円程度となってます。
祝日や当日予約の場合は料金が高くなるケースがあり、平日に利用したり前もって予約をしておいた方が料金を抑えられるでしょう。また上記の料金に交通費が含まれていない会社の場合、移動にかかる費用が別途かかるか予め聞いておくと安心です。
死後事務サービス
死後事務サービスとは、利用者が亡くなった後の葬儀や納骨、遺品整理などの手続きをサポートしてもらうものです。相場料金は死後事務の預託金を50万円、事務手数料を20万円~30万円程度で設定している身元保証会社が多く、契約の内容によっても費用は大きく変わります。
多くの身元保証会社では死後事務サービスを身元保証とは別のオプションとしており、不要な場合は契約しなくても問題ありません。また追加料金で遺言書の信託を行っている身元保証会社もあるので、必要な場合はそのような対応ができる身元保証会社を利用するといいでしょう。
- 身元保証会社を利用すると合計で100万円~150万円程度かかる
- サービスごとの費用と利用頻度のバランスを考えよう
身元保証会社のサポート内容
前項でもご紹介したように、身元保証会社では身元保証と併せてさまざまなサポートを行っています。ここでは総務省の「身元保証等高齢者サポート事業における 消費者保護の推進に関する調査」の結果より、各サービスのサポート範囲について詳しくご紹介します。
身元保証サービス
身元保証サービスで対応できる内容は下記のようになっています。
- 医療施設への入院の際の連帯保証
- 介護施設等への入所の際の連帯保証
- 入院・入所、退院・退所時の手続の代理
- 死亡又は退去時の身柄の引取り
- 医療同意への支援
- 緊急連絡先の指定の受託及び緊急時の対応
日常生活の支援サービス
日常生活の支援サービスの内容は下記のようになっています。
生活支援関連
- 通院の送迎・付添い
- 買物への同行や購入物の配達、生活に必要な物品の購入
- 日用品や家具の処分
- 病院への入院や介護施設等への入所の際の移動(引っ越し)及び家具類の移動・処分
- 介護保険等のサービス受給手続の代行
財産管理関係
- 家賃や年金等の定期的な収入の受領に関する手続代行
- 公共料金等の定期的な支出を要する費用の支払に関する手続代行
- 生活費の管理、送金
- 不動産、動産等の財産の保存、管理、売却等に関する手続代行
- 預貯金の取引に関する事項
- 金融商品の解約・換価・売却等の取引に関する手続代行
- 印鑑、印鑑登録カード等の証書・重要書類の保管
- 税金の申告・納税・還付請求・還付金の受領に関する手続代行
死後事務サービス
死後事務サービスの内容は下記のようになっています。
- 死亡の確認、関係者への連絡
- 死亡診断書(死体検案書)の請求受領、火葬許可の市区町村への申請、火葬許可証及び埋葬許可証の受領、死亡届申請代行
- 葬儀に関する事務
- 火葬手続(火葬の申込み、火葬許可証の提示)に関する手続代行
- 収蔵(納骨堂)、埋蔵(墓処)、永代供養に関する手続代行
- 費用精算、病室等の整理、家財道具や遺品等の整理
- 行政機関での手続関係(後期高齢者医療制度資格喪失届、国民健康保険資格喪失届等)に関する代行
- ライフラインの停止(公共料金(電気・ガス・水道)の解約、インターネット・Wi-Fi等の解約、固定電話、携帯電話等の解約等)に関する手続代行
- 残置物等の処理に関する手続代行(遺品目録の作成、相続人等への遺品・遺産の引渡し)
- 墓地の管理や墓地の撤去に関する手続代行
信頼できる身元保証サービスで老後の不安をなくそう!
昨今身寄りのない高齢者の数は増加しており、身元保証についての不安を感じている方も少なくありません。将来への不安を少しでも減らすためには、自分で判断ができるうちに信頼できる身元保証会社を見つけて、適切なサービスを選択することが大切です。大阪にもさまざまな身元保証会社がありますが、まずは複数の身元保証会社に相談して、自分に合ったサービスを提供している身元保証会社を利用しましょう。
【大阪府】おすすめの身元保証会社比較表
イメージ | 引用元:https://www.syadankenshinkai.org/ | 引用元:https://www.bestfirmgroup.jp/zenkoku-sl/ | 引用元:https://kizuna.gr.jp/ | 引用元:https://www.senior-ssc.com/ | 引用元:https://enishinokai.jp/ | 引用元:https://group-asahi.jp/les/ | 引用元:https://www.seizenkeiyaku.org/ |
会社名 | 一般社団法人献身会 | 一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会 | 認定NPO法人きずなの会 | 公益社団法人シニア総合サポートセンター | 一般社団法人えにしの会 | 一般社団法人ライフエンディングステージ・あさひ | NPO法人りすシステム |
保証内容 | 入院・介護施設への入居の身元保証、緊急連絡先の受託、連帯保証人の受託、医療費の清算代行 | 連帯保証、入院や介護の手配協力、返還金受取口座指定、身元引受等 | 各種同意・延命治療に関する諾否、債務保証、緊急時の連絡先、死亡時の引き取り等 | 入院・入居時の身元保証(連帯保証人、身元引受人、緊急連絡先等含む)等 | 入院に伴う身元保証、賃貸住宅入居時の身元保証、費用滞納時の連帯保証等 | 病院・住宅への身元保証人、緊急連絡先 | 入院保証、入居身元引受保証、手術承諾の代理等 |
生活サポート内容 | 定期見守り(2ヶ月毎)、金融機関・通院等の付き添い、日常生活の支援、無料電話相談 | 重要契約書類の保管、安否確認・後見観察、郵便物の確認等 | 受診・入退院・入退居時の付き添い、入院・入居中の支援等 | 定期訪問(安否確認)、 病院受診の付き添い、郵便物の管理等 | 病院受診や買い物の付き添い、入院時の定期的な面会、郵便物の管理等 | 定期的な見守り、入退院時の支援、手術時の立ち会い、医療同意等 | 日常生活支援、医療受診に関する支援、生活・療養看護などに関わる費用の支払い代行等 |
その他サポート内容 | 緊急時の駆けつけ対応、各種手続き・申請の代行、業者の手続き・手配、逝去後の葬儀・各種届け出の手続き | 危篤・訃報時の緊急対処、通夜・告別式・火葬・納骨・埋葬に関する事務・喪主代行等 | 万一のときの事務支援、葬儀支援、納骨支援、弁護士法人による支援等 | 緊急の駆けつけ対応、財産管理・任意後見、葬儀・納骨・死後事務支援等 | 緊急搬送時の駆けつけ対応、法律支援、金銭管理、万一の支援等 | 緊急駆けつけ、財産管理・後見サポート、エンディングサポート等 | 金融取引の代行、不動産の維持・管理、就職の際の身元引受保証等 |
会社情報 | 一般社団法人献身会 大阪府大阪市北区天神橋2丁目4番17号 千代田第一ビル3階 | 一般社団法人 全国シルバーライフ保証協会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番1号 OCTビル4階 | 認定NPO法人きずなの会 大阪事務所:大阪府大阪市中央区淡路町2-6-5 井上ビル2A | 公益社団法人シニア総合サポートセンター 大阪支部:大阪府大阪市北区西天満4-1-15 西天満内藤ビル3階 | 一般社団法人えにしの会 大阪事業所:大阪府大阪市北区豊崎5-7-15 多田ビル2F | 一般社団法人ライフエンディング・ステージあさひ 大阪OFFICE:大阪府大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル6F | NPO法人りすシステム 西日本支部:大阪府大阪市北区東天満1-10-14 MF南森町2ビル4階 |
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おひとりさま生活を始める前に!家族のような安心感の身元保証会社を徹底取材
高齢化社会を明るく生きるには 頼れる身元保証人の存在が重要
高齢化社会が進み「おひとりさま」や「終活」といった言葉が一般的になってきた昨今の日本ですが、親族との関係性が希薄になってしまうことで「身元保証人がいない」ことに悩む方が増えています。 老後生活への不安を解消して思い描いた人生設計を叶えるには、頼れる身元保証会社を見つけることが重要です。 そこで今回は、家族のような安心感と法人ならではの手厚い保証を提供する身元保証会社を徹底調査しました。
業界初の保証体制 一般社団法人献身会の特徴を見てみるよくあるご質問
- 入院中に身元保証人はどこまで保証してくれますか?
手術や輸血、延命治療の同意はしてくれますか? - 身元保証会社が対応できるのは入院の保証人になるほかにも、医療場面での同意や入院中の生活サポートなど多岐に渡ります。
身元保証会社によって対応できる領域はさまざまなので、少しでも頼れる選択肢が多い会社を選ぶと安心でしょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。入院時に身元保証人がいない時の対処法と頼れるサービスを紹介
- 自分が亡くなった後の手続きも身元保証会社ではしてくれますか?
- 死後事務委任契約といって、自分が亡くなった後にすべき手続きを第三者が代理でしてくれる契約があります。
死後事務委任契約を扱っているかは身元保証会社に確認しましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。【おひとりさま向け】死後事務委任契約の必要性とできることを解説
- 身元保証人と連帯保証人はどんな違いがありますか?
- 連帯保証人は本人が交わした契約の内容全てに責任を持つ必要があるのに対し、身元保証人の場合は、契約内容のほかにも緊急時の呼び出しや手術の同意などにも責任を求められる立場にあります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。身元保証人と連帯保証人はどう違う?それぞれの役割を解説
- 一人で暮らすのが厳しくなった時のために、身元保証会社では介護施設の紹介もしてくれますか?
- 身元保証会社によっては、介護施設の紹介もしてくれる会社があります。万が一の時に安心できることが身元保証会社のメリットでもあるので、施設も検討している方は事前に相談しておきましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。【高齢者向け】賃貸契約で保証人がいない時の対処法を紹介
- 契約後に認知症になってしまった場合、面倒をみてくれるのでしょうか?
- 事前に、任意後見契約の必要の有無を相談し、任意後見契約を結んでおき、万が一認知症になってしまった場合は後見人として日常生活に支障がないように、当該弁護士等と相談のうえ財務管理や法律判断の支援をしてもらえるようです。
- 生活保護を受けていても相談できますか?
- 生活保護を受給されている方も、受給が見込まれている方も相談可能なようです。ただし、自治体によっては身元保証サービスを生活保護費に含めない場合もあるようなので、詳細はお住いの自治体にお問い合わせください。
- 契約後は銀行の預金通帳・印鑑又は証書などすべて預けなくてはいけないのですか?
- 預ける必要はないようです。財産管理契約を結んだ場合でも、後見開始前はお客様の依頼がない限り、財産管理が始まることはないようです。
- 葬儀や供養について、あらかじめしっかり整えておくことはできますか?
- あらかじめ葬儀社様と打ち合せ等を行うことにより、整えておくことは可能なようです。